「こぶたたちの あついよる」 ママの声

某子供向け通信教育の絵本でこのこぶたが出てくる？わたなべさんの作品があり、１歳娘が気に入っていたので手に取りましたが、１歳には難しかったようです。その代わり、６歳娘が一緒に花火をあげる真似をしながら読んでいました。
親には親の事情があります‥子供の気持ちも分からなくはないですが、、あんなにみんなに分かるように怒りを表現されるとご近所の目が気になってしまいますね。。

4歳と６歳の子に読みました。
花火大会に行きたいけど、連れていてってもらえないこぶたたち。普段の怒りも加わって…！？
うーん、この親子のやりとりは我が家でも見覚えが（笑）。
いつもガミガミだめだめばかり、親もあまり言いたくはないのですけどね。
こぶたたちのパワーにびっくりです。

子供たちのリアルな意見が聞ける絵本です。

花火がテーマで花火に行きたい子供たちの

お話ですが、大人でも理解できそうな

子供たちのリアルな気持ちも書き込まれています。

思わず子供と笑ってしまうような子供の意見に、

そういえばこんな気持ちだったかなと

自分が子供の時を思う一冊でした。

こぶたというと、やっぱり3匹？って多いですね。
この3匹も5時のバスに乗って花火大会に行きたいとお母さんにいうものの、3匹とも却下されて怒ってしまいます。
4時のバスが出て、5時のバスが出てしまい・・本当にいけないと分かった途端、気持ちが溢れて爆発してしまいます。
なんだか、ちょっと子どもの心が見える気がしました。
我が家にもコブタちゃんたちよりももっと大きいけれど花火大会に行きたいと言い出す子どもがいるもので・・やはり親としては夜出歩かれるのは心配で反対してしまうところもあるもので、お母さんブタの気持ちもわかります。そしてコブタちゃんたちの気持ちも痛いほど伝わってきました。
腹が立っている時ってどうでもいいことまで蘇ってｲﾗｲﾗしますよね。

そんな心の描写に共感が持てました。
怒りの花火はうまいこと描いているなーと思いました。
どっかーん！バカバカ！

ほんと、空に向かって怒りの花火を打ち上げられたら・・気持ちが良いかも？

最後は屋上でみんなで花火を見てハッピーエンドなのかな？と期待はしましたが、そういう結末ではなかったようです。

花火大会のポスターをみた　ぶうたろうたち。
友だち同士で行こう！と大盛り上がり。

「（こども同士は）やっぱだめよねぇ」という、お母さんたちの気持ちに、私は共感！

ぶうたろうたちは、普段の不満が大爆発！
確かに、今の子どもたちは、何かと制限多すぎますよね〜。
それにしても、この爆発力は、凄まじい（笑）
「自由をかえせっ〜！！」って感じでしょうか。
なんだか、申し訳ない気分でした。

お母さんたちにも、ぶうたろうたちにも、「そうよねぇ…」と言ってあげたくなるお話。
親子で、大共感できるお話だと思いました！

このお話は、夏祭りに連れて行ってもらえなかった子豚たちが怒りのあまり頭から花火が上がってしまったお話でした。お母さんをののしったりしながらメラメラ燃えている様子がうちの子にはツボだったみたいで、読んであげた音ももう一回自分で読んでいました！