世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
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どいかやさんのおしゃれで優しいイラストに惹かれ、手に取りました。 日本の先住民アイヌに伝わる昔話です。 人間が自然によって生かされているということがよくわかる教えでした。 伝統的なアイヌの模様がていねいに描かれていて、ずっと見ていたくなるほど素敵でした。
投稿日:2022/05/31
位の高い熊の神が、石狩川の上流に住むアイヌのところへお客になり我々の世界へとやってくる。踊りの上手な若者に出会った熊の神は、若者の正体を知りたくて何度も地上に降りてきます。物語を通じて、アイヌの人たちが大切にしているものがよく分かります。小学生になったらまた読んでもらいたい1冊です。
投稿日:2021/07/21
動物や植物、道具など、あらゆるものに魂が宿ると信じ、身のまわりのものを大切にしてきたアイヌ民族の物語。 こなべを大切にしていた家に、何度もくまの神が訪れたことで裕福になったという物語なのですが、 私がくまの神の立場でも、気になって何度も訪ねてしまうかもしれない理由がそこにあります。 アイヌ民話はもっと難しいイメージがあったのですが、とても引き込まれるお話であったと同時に、 自分自身も、もっとモノに大切に扱わなければという気持ちになりました。
投稿日:2021/03/01
丁寧に大切に、感謝の気持ちを持って生活していれば、神々が来てくださる。そんなアイヌの人々の素敵な考え方に触れることのできるお話でした。まつりとか慣習とかって、こんな風に、大切な言い伝えを皆で守っていきましょうっていう人々の想いがもとになっているのかもしれませんね。
投稿日:2020/11/23
イオマンテがわかりやすい上に、物語も面白かったです。絵も素敵。 これは学校図書室に配備されると、すごく良い気がします。 おしりたんていのマルチーズ所長のようなふんわりかわいい外観のクマの神様が出てきます。グロはないのでご安心ください。 タイトルの意味が最初わからないまま読みましたが、 かえってネタバレせずにワクワク読めたと思います。
投稿日:2020/05/10
アイヌ文化研究者による、アイヌの昔話だけに、その世界観が体感できると思います。 北海道の先住民族アイヌのクマ神が語ります。 冒頭、アイヌについての解説もあり、丁寧な構成となっています。 クマ神は、アイヌの人々からもてなされるのですが、 ある若者の踊りが忘れられず、 何度もアイヌの国に行くのですね。 そしてついに突き止めた正体。 なるほど、だから、「暇な」小鍋だったのですね。 それにしても、どんなものにも神が宿る世界観、 神と人相互に交流する関係性は、なんと純粋なことでしょう。 大切に、掃除する、根底の心持ちを教えてもらいました。 やや長いので、小学校中学年くらいからでしょうか。
投稿日:2018/11/07
作者の萱野茂さんはアイヌ文化の研究家で、 これまでにもいくつかアイヌの舞台にした絵本を描かれていますが、今回絵の担当が「どいかや」さんであるためが、今までのアイヌの作品とはまた違った印象でした。 アイヌの神様はもとより、アイヌ地方独特のモノの名称や言い回しなど、本土とはまた違った世界がすごく新鮮です。 アイヌの神様が見ほれた踊りの名手の正体は⁉ なんと、神様が訪れた家で古くから大切にされていた“こなべ”だったんです。 つまり“付喪神”って、ことですよね。 そしてこのアイヌの昔話の結びには「モノを大切にしましょう」でした。 とても素朴でやさしい物語でした。 最近は、1つのモノを長く大切に扱うということが使う少なくなりました。 たまにはこういう昔話に触れて、自分の周りのモノを掃除したりするのもいいなと思いました。
投稿日:2017/01/10
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