「そらとぶ そりと ねこのタビー」 ママの声

８歳６歳の娘たちに読みました。もうクリスマス絵本を先取り（笑）

表紙に描かれているねこのタビーがサンタさんの袋に入ってしまったことからお話は始まります。クリスマスのプレゼントを配り終えて、やっとお家に帰ったサンタさん。そこでタビーが袋に入って付いてきてしまったことに気付くのです。

またタビーを戻すお仕事を追加されたサンタさん（笑）なんだか心が温かくなりました。絵もとってもきれいです。おすすめです！

このしぐさ、この行動、どこからどうみても猫そのものです。
クリスマスであろうが、そこに居るのがサンタさんであろうが、猫は猫。
絵がとても緻密で美しくて、本物みたいです。
本物のような猫らしい猫。猫好きには、たまらないお話です。
そして、そこにクリスマスとサンタクロースが絡んでくるのだから、なんて贅沢な一冊だろうと思います。
困ったちゃんだけど、抱きしめたくなるほど愛らしい猫と、優しいサンタさん。
とっても心が温かくなるお話でした。

書店で、表紙に描かれたねこと目が合ってしまい、吸い寄せられるように手に取りました。
間違ってサンタクロースの袋の中に紛れ込み、サンタさんのお家まで来てしまったタビー。サンタさんは優しくタビーを家まで送ってくれました。
それにしても、チャーミングなタビー。前作『まいごになったねこのタビー』がまだ未読なので、そちらもぜひ読みたいです。

主人公のタビーは、おばあさんのふわふわスリッパが大好きです。
いつものようにそれに抱きついて眠っていると、知らない足音に目を覚ましました。
行ってみると、ふわふわブーツのおじいさんがいました。
そのおじいさんは仕事を終えたばかりで、そばには何も入っていない赤くて大きな袋がありました。
タビーは袋も大好きなので、中に入ってしまいました。
すると……。

クリスマスイブの夜の、少し変わったお話です。
それにしても、サンタさんは結婚していたのですね。
独身だと思っていたので、驚きました。

温かでリアルな描写の絵本です。
子どもが一人も登場しない、猫目線のお話です。

クリスマスシーズンにぴったりな絵本です。
サンタクロースの袋に入ってしまったねこのタビー。その表情もすごくいいです！
サンタクロースはもう一仕事になってしまいますが、やっぱりサンタさんは優しくて温かい！
イラストも美しく素敵な絵本に思いました。

11月下旬の読み聞かせで読みました。サンタさんの仕事が終わってからのお話です。

「まよなかに　しらないひとの　あしおとが…」と読んだら、子どもが「泥棒？」と反応してくれました。タイトルや表紙からは、サンタさんのお話だと気づかなかったのでしょう。（笑）

本のサイズが大きくて見やすいし、絵が素晴らしくて、ほのぼのするお話でした。