クリスマスプレゼントを配りに行く途中で眠ってしまうという、ちょっと困ったサンタおじさんのお話。
サンタおじさんは、プレゼントを配りに行く前に奥さんからお弁当を渡してもらうのですが、
あなたは食べたら眠たくなってしまうから、町に着くまで食べてはだめですよ、と言われていたのを、ひとつだけ、ひとつだけと言っているうち、ついに全部食べて眠ってしまいます。
それを見つけたキツネは、森の仲間を集めて代わりにプレゼントを配ってあげます。
自分達のプレゼントではないのにサンタさんを起こすことをしないで、きっと疲れているから…と休ませてあげるという優しさに、心が温まりました。
そして、子供たちは、サンタさんに奥さんがいたことが一番驚きだったようです。
確かに、サンタさんの奥さんって私もこの物語で初めて見たかもしれません。
ちょっと頼りないこの物語のサンタさん、しっかり者の奥さんがあれこれ世話をやいている風景が目に浮かぶようです。