「ねむたくなった」 ママの声

女の子がくまやペンギンなどいろんな生き物と同じように
寝るときはどんな感じと想像？体験？しているんですが、
まずは、絵の美しさに目を奪われます。

それと同時に、横になって眠るだけでなく、
立ったまま寝たり、さかさまになって寝たり、
泳ぎながら寝たりと、
生き物のことや寝方の違いも学べて
科学的なお勉強もできました。

ひとりの少女が、眠たくなって、夢うつつで色々な眠りの光景を想像するお話です。
それは、かごの中だったり、鳥の巣だったり･･･。

“読んだり　読んでもらったりするうちに　気持ちよく　眠りこんでしまいそう･･･”

そうそう、ほんとにそんなカンジ♪お休み前にピッタリの絵本。
うちの娘も、聞いていると眠くなるようですが、絵があまりにも素敵なので、ぺージをめくるたびに半開きの目で起き上がってきます（笑）
もう、ひとつひとつが美しすぎて！！
どれもこれも、額に入れて飾っておきたいです☆

ページをめくる度、いろんな動物と主人公である女の子の
寝姿がつぎつぎと出てきます。

あるページでは、猫と、あるページでは　鳥と、別のページでは
かめと 眠りにつこうとしている女の子の絵。
なぜ、そんな動物たちが登場するかは、ある１ページにちゃんとヒントが…。

絵本を見ながら、「キリンといっしょに立って寝てみたいな〜」と次男。
長男は「氷の上でペンギンと寝てみようかな」。
そして、「やっぱり布団の上がいいな」で落ち着き、あくびを一つ、
眠りにつきました。

眠りにさそうような絵本は結構出ていますが、その中でも
この絵本はひときわ美しく、穏やかです。

ねむたくなった女の子が、いろんな場所で寝るきもちを考えています。
文章が短く質問調なので、子供は問いかけ絵本みたいに自分の思ったことをさらっと答えていたのに驚きました。
絵がとてもきれいで、気持ちよさそうな寝顔が、読んでいる私達を眠りの世界へ引き込んでくれるようです。
普段、想像力の乏しい私でも、想像の世界へつれていってくれた、印象に残る本です。