部屋に無造作に積んであった数冊の未読の絵本の山。
その中から、息子がこの絵本を手に取り、自分でじーっと読んでました。
やっぱり五味太郎さんはすごい。
なにか惹きつけるものがあるんだろうな。
でもひとりで読んでたときはさかさまから眺めたりしてて
最後のオチはわからなかったらしく、そのあと読んであげたときに
「わぁ〜ほんとだ!くじらだねー!!」とびっくり!
謎がスコーンと解けた気持ちよさ。親子でしみじみ納得。
息子は、しばらくページをさかのぼって「ここが口。ここが潮吹いてたとこ」と
いちいち確認してました。
鳥さん、うそついてなかったね。
それと大人になって改めて見ると、人々やバール?(カフェ?)が
まるで南イタリアかどこかのような趣で、さりげなく雰囲気ありますね。
サイコロくちに入れてるおじさんややきっぷのよさそうなおばさん。
そんな人物描写の細かいところも面白いです。
(そしてそして、五味さんの写真・・お若い!)