3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。はちみつに関連した本を読んでやりたいとおもったのに、ちょっと的外れ。題名はみつばちでも、みつばちが登場するのは最後だけ。そこにたどりつくのにはかなり遠回りで、なぜそのような展開をしているのかさっぱりわかりません。また、文章もフランス語と併記しているので、ちょっとまどろっこしい。逆に、息子に昔少し勉強したフランス語を読んでほしいとせがまれ、下手な発音でぼそぼそいうのがいやでした。
このストーリー展開、ある国のある街のある交差点のあるバスのある乗客の後ろの箱の中の花束の中にいるはち、もしかしたらフランス語を勉強している人たちへの教科書なのかもしれない!と思いました。そうでないと、ストーリーとしてはなにもおもしろみがありませんし、なぜみつばちとうたいながら最後まで登場しないのか、そしてそのはちに焦点をあてなくてはいけなかったのかを説明できないからです。残念ながら、息子にはちんぷんかんぷんな絵本でした。はちだとおもって楽しみにしていたのに、ぜんぜん登場しないからです。子供にはあまりお勧めできませんね。