「稲生物怪録」よりと書かれていますが、それ自体が
私は聞いたことがないので、このお話しは初めてでしたが
挿絵を宇野亜喜良さんが書かれてたので楽しみにしてました。
化け物達がうすぐら〜いカラーで描かれていて
ぞくぞくぞく〜としてきます。
お話しも、平気のへいたろう。となにかで聞いた事のある歌は
もしかしてこのへいたろうのこと?って思うほど
いろんな化け物がでてきても全然動じないへいたろう。
息子はいろんな表情を浮かべる月をみて、「恐い!」と言ってたので
そんなへいたろうを「すごいね」と感心しまくってました。
そんなに勇敢なへいたろうもひとつだけ苦手なものがあって、
それが、え??これが恐いの?って笑っちゃうほど
私たちには、ちっとも恐くない物だったので
息子も「あれ??」と、ちょっと拍子抜け。
そのアンバランスなところがおもしろかったかな?と思います。
人間は何か一つは苦手なものがあるんだね。ふふふっ!と
何気なく笑っちゃいました。