「やじるし」 ママの声

４歳の娘に読みました。
普段、街中で矢印を見かけても立ち止まって説明することがありませんでしたので、娘はこの絵本を読むまで矢印の意味を知りませんでした。
この絵本の冒頭を読んで矢印の意味を理解したのですが、それから娘は各ページに出てくる矢印がどの方向を表しているのかが読み取れ、とても喜んでいました。

この本のおかげで矢印を見つけたり、
自分で矢印を書いてその先に何か書いたりするのが
とっても好きになりました。
見ていると面白いです。
それにしても、いたるところに矢印ってありますね！
続編（？）とか作っていただけないかしら、なんて
思ったりしています♪

かがくのともが好きなのでこの絵本を選びました。斬新な表紙が気に入りました。矢印が私達の生活と密接に結びついていることを分かり易く説明しているのが良いと思いました。写真が多用されているので見やすくて気に入りました。この絵本を読むことでますます身近な矢印に興味が湧くようになると思いました。

２００４年１１月の「かがくのとも」の１冊です。
矢印をテーマに、街中で見つけることのできる矢印が次々に紹介されている写真絵本です。
といっても、ストーリー仕立てになっているので楽しく読めますよ。

いつも見過ごしているけれど、街の中にはこんなにたくさん矢印があるんだ！と改めて気づかされました。
この本を読んで以来、息子は街中で矢印を探すのがクセになってしまいました（笑）。

「かがくのとも」はテーマによっては未就園児のお子さんなどにはちょっと難しいことも多いのですが、この本は小さいお子さんでも大丈夫。マークなどが好きなお子さんにはぴったりだと思います。

矢印に向かって進んでいくと、そこは運動会会場だったり、トイレだったり、動物園の地図では、矢印どおりに進んでいくと、お目当ての動物が見られたりと、ちょっとした探検気分が味わえます。他にも矢印のついているものがクイズ形式で出てきて、どれも身の回りで見たことのあるものばかりなので、興味深く楽しく読み進められました。

言葉が出始める前から標識や記号が大好きだった息子は、このやじるしの絵本はまさにツボだったようで、何度も何度も読んでいます。
なぜか1歳の娘のこの絵本がお気に入りで、一人で何度もめくって眺めています。

おでかけしたときに、息子と一緒に矢印を探すのが楽しみの一つとなりました。

いつも何気なくみているやじるしですがこれはいろんなところに有るんだと娘と感心しながらよみました。これはどこにある矢印でしょう？と質問が本文に何個か出てくるのですが娘には１つも分からなかったようです。そして読み終わってから「家の中にはやじるしある？」と聞かれたのですが残念なことに見つけれませんでした。これからいろんなところにやじるしを見つけようと娘と約束できました。