こぐまがおかあさんくまに問いかけます。
「いつまでもって、どんなかんじ?」
おおきな木が伸びていく感じ。
あらしみたいに風みたいにつよくて。
お布団みたいに温かい・・・。
どこまでも果てしな久、境界線を引かずに
そしてなんでも立ち向かっていき、
途轍もなく深いもので安心感をしっかり与えてくれて温かい。
なんて心地良い要素をたっぷり含んでいるのでしょうか!
ごくまにも、“いつまでも”を一言で言い表せる存在を見付けることができました。
決してはっきりと強調していない、あわい水彩画がそんな親子の
やさしい雰囲気やいつまでもいつまでも、限りない世界を
上手に表現していて
くまの親子を通して、深い愛情や大切な気持を感じることができる、温かいお話しです。