「ABC旅の絵本」 ママの声

アニタ・ローベルさんの作品ということで、興味を持ちました。
A アダムがアムステルダムについた。
B バーナードはバルセロナで気球に乗った。
のように、ABCから始まるアルファベットの子供が、世界中の都市に行って、何かします。
AからZまで、よく考えられていて、感激しました。
英語の勉強にもなるし、楽しいし。
最高の１冊です。

素朴な感じの絵が、内容とマッチしてていい雰囲気でした。

世界各国の地名をアルファベット順に紹介しています。

「アダムは　アムステルダムに　着いた」と
日本語で書くと、この文章の良さは伝わってきませんが
人物名と地名と動作の最初の一文字目が全部揃っているんです。
良く考えているなぁって思いました。

英語の文も一緒に載っているので、
読み方が良く分からない単語も適当に読んだら
４歳の娘も喜んでました。

その土地に行っているのではなくて、
劇場で、背景をその土地のものにして演じているんです。
まるで、居ながらにして世界旅行っていう風情です。

色んな国の景色を見ているだけで楽しめました。

なかには、知らない都市もありましたが、
最後のページに解説が載っていて助かりました。

あー、どこかに旅行したくなりました。

英語圏の子が読むとさぞ口が楽しいだろうと思いました。
世界にはいろいろな国があり人がいることを美しい絵とともに知ることができていいと思います。

ＡからＺまでをいろいろな国（都市）の背景で
描かれています。

知らない都市名とかもでてきたのですが、
一番最後のページでどこの国の都市か説明が
書かれているので勉強にもなります。

旅行好きな方ならより楽しめる本だと思います。

ただ、それぞれのページの見出しの
『だれが、どこで（国名・都市名）、どうした』
の『どうした』の部分のオチが日本語訳だと
いまいちでした。
（英文だと単語の頭文字が同じなので楽しいです。）