伊藤秀男さんの本です。「うしおくん」という名前を見て息子が「じびきあみ」と同じだと言いました。
インパクトのある絵ですから誰の本かとすぐにわかるのですが、息子が「うしおくん」も覚えていたのには驚きでした。
愛知県出身、しかも私の実家とは割と近いことを知って、俄然読む気になった単純な私です。
「子どもの本の会」という催しで知ったのですが、「うしおくん」というのは、伊藤さんの息子さんの名前らしいということで、これから作品を注意して読んでいただくと、ここにも「うしおくん」というのが、発見できると思います。
はすひめのはすとは、ずばりれんこんのこと。
れんこんと言えばやはり愛知県ということで、内容以前にその背景となったものに、惹かれたのはやはり地元びいきという気持ちからでした。
実際にれんこん農家で取材をして書かれたというこの作品。描かれている風景が正に私の地元なのです。
そんな意味もあって、さぎを見ても、あの辺の風景かなと連想が働くのが楽しかったです。
地元出身の作家さんということで、これからも伊藤さん応援したいです。
れんこんが風邪に効くや普段は見られない地中の様子、蓮の花など、科学絵本ではないですが、れんこんのこともよくわかりますよ。