積み木って、不思議にわくわくするアイテムです。
その造形、色彩、積み上げたり並べたりすることで生まれる世界・・・。
そんなことをあらためて感じさせてくれました。
円柱の4つの積み木が主人公です。
それぞれが、同じ色の短い円柱を帽子に見立てています。
ところが、取りかえっこして遊んでいるうちに風に飛ばされ、川に流され、
カラスに持って行かれ・・・。
その帽子を探す様子が描かれます。
実際の積み木、スイスの「リグノ」を使っての造形、実に見事です。
本当に積み木たちが動いているよう。
ストーリーがグイグイ体感できました。
巻末には、積み木の解説まであって、その奥深さも改めて実感してしまいました。
積み木って、すごい!