カナダの児童作家さんの絵本です。
子どもたちにわかるように「時」の長さを描いてくれている作品です。
タイトルの“しゃっくり”の次に1秒間にできることのたとえで表現されているのが、
“ママにちゅっ”“ほっぺにちゅっ”
“なわとびぴょん”“1かいぴょん”
“からだをくるっと1かいてん”
本文にも書いてありますが、誰にでも簡単にできることだし、小さな子でも簡単に想像できる時間だと思います。
その次に出てくる1分も1時間も子どもたちが自分でやったことのあるごく当たり前のことが書かれているので、こういう時間のはかり方は身近に感じられてとてもいいなぁと思いました。
1月単位の時間ことになると、子どもの成長を感じさせる『できること』の目標をクリアーするという感じに変わってきます。
例えば、“くつひもをちゃんと結べるようになるかな”とか、“みずにうくようになるかしら”とか。
小さなお子さんたちが「時間」の単位を体感として理解しやすそうです。
最後の方は1年間で子どもたちがどんな風に成長するかみたいなことも出てくるので、この本はお父さんお母さんが自分のお子さんに読んであげるのが一番いいかなと、思います。
そして、「○○ちゃんは1年でこんな風に変わったね〜」とか、「こんなことが出来るようになったね」とかお話しできたら素敵だなと思います。