りすやねずみの真似をして木の実を土に埋めて回ったはいいけれど、その埋めた場所を思い出せないポコタ。
それだけを見るとポコタは情けないように感じるけれど、でも、視点を変えれば違った評価になると、この絵本は言っています。
確かに、そうですね。
学生の時は、成績や運動神経。
社会に出たら、仕事ができるかできないか。
それからそれから……。
場所や時によって求められるものは違いますね。
けれど、その場所や時でうまくできなくても、他の場所や時では違うかもしれない。
自分にとっては当たり前のことが、他の人にとっては、すごいことかしれない。
そう思うと、一つの場所や一つの時で落ち込むのは、もったいないですね。
無駄に落ち込まずに、それぞれがそれぞれの場所で努力すれば、明るい明日を迎えられるかもしれません。