“ちきゅのなかまシリーズ”アジア編。
トラのお話でした。
臆病なトラの子テレサが、お母さんの胸から離れ、友だちと遊べるようになるまでのお話です。
子育て熱心なトラとはいえ、親の手ばかりで、子は育たないものだな〜と、改めて思いました。
息子は、ストーリーもさることながら、各見開きのトラにまつわる解説にも興味を持ったようです。
年男故、少しトラを知っておこうと思ったのかしら(笑)?
テレサのお母さんがお茶に招いたジャングルのたくさんのお友だち。
初めて聞く名前の動物が多かったです。
アジアにはこんな動物がいるんだ〜、と勉強になりました。
お話のあとの、「みんなトラのなかまたち」・「アジアのどうぶつ」・「アジアのしぜん」も中高学年の子たちを惹き付ける事でしょう。
この絵本の構成・訳を担当された秋篠宮紀子様の「この一冊によせて」で、円山応挙や長沢芦雪の作画の苦労話に、驚きました。
トラを学べる一冊です。