小1の息子が、コナン君の学習漫画を一通り読みました。
たぶん、50冊近く読んだと思います。
どの本も、息子には楽しかったようで、繰り返し読みましたし、
たくさんの知識を得ました。
しかし、なぜかこの漫画のみ、息子にはちょっと難しく、興味を惹かなかったという理由で星3つです。
他の漫画と比べてちょっと難しい理由として、
江戸の町民の歴史に絞っているという点があげられます。
読者は、大まかな日本史の流れを把握しているだけでなく、
「江戸時代」というものをある程度詳しく知っているのが前提です。
また、通常の日本史には登場しない江戸(東京)の地名もたくさん登場するため、東京の地理もある程度知っているほうが楽しめます。
話としては、江戸時代に木綿の栽培を始めたという事実(?)がポイントになってくるのですが、
大人の私ですら、知らなかったことばかり。
ねずみ小僧も話のポイントですが、
ねずみ小僧というのは、架空の人物という説もあり、
そうなると、このお話がどこまで歴史的に正しいのかどうかもよくわかりません。
コナン君の学習漫画はどれも小1の息子が楽しめましたが、
本書に限って言えば、
日本史が大好きな小学校高学年以上向けでしょうか。