2歳半の娘に読み聞かせしました。
核家族で且つ一人っ子の娘には3世代で同じ家に住んでいるもぐちゃん一家が新鮮に感じたようで、おじいさんやおばあさんなどを次々と指差して「これは誰?」と聞いていました。
もぐちゃんが得意な棒のぼりで移動するシーンは、家族のみんなが暖かく応援してくれて温かい気持ちになります。娘もこのシーンをきっかけに、公園ののぼり棒の遊具に興味を持ちました。
もぐちゃん一家の素敵なファッションセンスもこの絵本の見どころです。日傘、帽子、サングラス…どれも可愛い。日傘の意外な活用法にはびっくりです。
日常生活の中でもぐらさんを目にすることはまずありませんが、土の中でどんなふうに過ごしているのかな?もぐちゃん一家みたいに家族みんな仲良く過ごしているのかな?と色々想像するだけでも楽しいです。
ありふれた日常の有り難さや家族の温かさを感じられる良い絵本でした。