「たんじょうびはきのうえで」 ママの声

子供にとってもだれにとっても誕生日は一年の中で一番
特別な日。モモリンを喜ばせるために、プレゼントをはじめ
色々と考えるモンタは素敵です。まるで自分のことのようで。
おおかみたちの仲間意識も素敵でした。相手の誕生日を祝ってあげる
大切にしたいことだと思います。
「うまれたひおめでとう」の歌も素敵でした。

絵本と童話の、ちょうど中間のような読み物です！
小さめサイズで持ち歩きにも便利、カラーとモノクロの絵が交互に全ページに入っていて、文字数も低学年の子が自分で読むのにちょうどよさそうな量ですよ〜！（といっても、我が家では、私が次女に読んでやりましたが・・・）

今日は待ちに待った、モモリンの誕生日。
こざるのモンタは、特別おしゃれをして、プレゼントと手作りクッキーと、もうひとつ小さな袋を持って、ウキウキと出かけていきますが・・・？？？

るんるん気分のモンタを襲う、これでもか、これでもかの不運！
さすが、「あらしのよるに」や「ゆらゆらばしのうえで」「どうするどうするあなのなか」・・・など、読者をドキドキ魅了する作品が多い、きむらゆういちさん♪（今回は絵もご本人が描かれてますよ〜！「いないいないばああそび」などの赤ちゃん絵本以外では珍しいのでは？！）
「一体どうなっちゃうの？！」とあっという間に、お話の中に惹き込まれてしまいます。

「ほんとに　きょうは　ついてないや」
落ち込むモンタですが、危機一髪オオカミから逃れた木の上で・・・？？？

どんなピンチの時でも、今という時間を楽しむことを忘れなかった、超前向き思考のモンタ。
おかげで、最悪の誕生日が最高の誕生日に変わったじゃないですか〜！！！（大人の私たちも、見習いたい教訓ですね〜！）

モンタからの心のこもったプレゼントも素敵です♪

歌の好きな、ちょっとまぬけなオオカミたちも、にくめませんね〜（笑）。

きむらさん作詞作曲の「うまれたひおめでとう」楽譜付きです♪