正直、図書館の棚でこの本を見たとき、インパクトがありました。
縦18センチ×横20センチの、小さめな絵本ですが、カバー全体が緑色なんです。で、中央に妙にこしゃまくれた顔つきの女の子が一人。
ね?目につきますよね?
副題に「レタスの話」と、あるように、主人公ソフィーをはじめ、近所の四人の子どもたちが種をもらい、それをそれぞれ自分たちの小さな畑にテリトリーを作って、育てる。という内容のものです。
子ども心がよく描かれている絵本で、リーダー格のオルガの仕切りやなとことか、男の子のくせに慎重派なガブリエルとか、見ているとこんな子どもいるいる〜。と笑えます。
もちろん、当の本人たちはやることなすこと実に真剣で一生懸命なんですけど…。
幼稚園くらいの子に読んであげてもいいですが、意外と人間関係が分かってきた高学年の子や中学生くらいに読んであげると、うちの子みたいにウケるかもしれません。