カマキリオタクと化しているほどカマキリ好きな
4歳の息子が保育園の絵本ルームで見つけ
「ハマカマキリの絵本や!」
というので、表紙を見たところ、、、???
中をのぞくと確かにカマキリのお話で
息子のカマキリに対するアンテナの強さにびっくり(笑)
カマキリの絵本はかたっぱしから読みましたが
「あした花になる」というタイトルと美しい表紙
これがまさかカマキリの絵本とは…一見誰も思わないじゃないかと
ナビのテーマ「カマキリの絵本」特集にもぜひ加えて頂きたい一冊
1匹のカマキリが綺麗ならんの花に憧れ、
あんなふうになりたいと思うがあまり
かりをやめ何も食べずに息絶えて
1億年後にハナカマキリとして生まれ変わる
という独特の世界感のストーリーでした。
いもとようこさんの描く美しく柔らかいカマキリのイラストが
一般的な虫絵本と一線を画していて秀逸でした
4歳の息子にどこまで理解できたかは分かりませんが
なんというか心の琴線にふれたようで
何度も読んでといってせがまれました
それから一緒に図鑑を見て
ハナカマキリを教えてもらいました(私が)
ぉお、これか!という感じでした
図鑑ではハナカマキリの幼虫となっていて
確かにこの絵本に近い写真でした
成虫はあまり花に似ていない
とも書かれていて
ハナカマキリは知っていたのですが
確か昆虫館の標本は枯葉っぽいイメージだった気がします。
本当に生花のような神秘的な美しさ
いもとようこさんも写真で見て
このストーリーを思いつかれたとあとがきに記されていました。
カナカマキリ、、、本物は生きているうちに見られるかどうか
くらいめずらしいものなのかもしれませんね
そう思うと昆虫って神秘的ですよね
見た事もないハナカマキリをここまで想像で
描けるなんて絵本作家さんって本当にすごいなと
あらためて思いました