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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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おうさまのくれたごほうび」 ママの声

おうさまのくれたごほうび 絵:岡田 知子
再話:八百板 洋子
出版社:福音館書店
税込価格:\429
発行日:2010年01月
評価スコア 4.07
評価ランキング 27,223
みんなの声 総数 14
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  • ムムムムム〜

    ブルガリアの昔話だそうです。表紙に大きな大きな金塊を抱えたおじいさん、王様を助けたご褒美にもらいました。それを馬と交換したときに、交換条件としては何だか釣り合わないような…そこであまり納得できなかった私。でいろいろ交換して最後は縫い針をもらって、けどなくしたおじいさん。で、何にも無くなってしまったけど、おじいさんが無事であれば良かったというおばあさん。
    良い話ですが、何だか腑に落ちないんです…
    同じことをダンナがやったら、私は怒るだろうなあ(苦笑い)だから息子に読むにはいいかも知れませんが、でもこうは私はなれない…正直に言います、俗っぽい私を再確認しました

    投稿日:2012/11/11

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  • 優しいおじいさん

    いとこに譲っていただいた絵本です。

    こちらでの評価があまり高くなかったのでちょっと驚きました。私はとても心に響きました。王さまからもらった金の塊が、最終的に針になってしまったのですが、「おじいさんがいてくれるだけでいい」と言ったおばあさん。欲のない、今を大事にしているおばあさんに感動しました。私は好きです、こういうお話。

    投稿日:2014/03/27

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  • えー、そんな!

    王様を助けたおじいさん。
    ごほうびに、金のかたまりをもらいました。
    ところが、「重たいから」と、馬と交換。
    馬が牛へ、牛が羊へ・・・

    だんだん小さくなっていないかしら?なんて心配になっていたところ、とうとう縫い針にまでなってしまいました。
    えー、そんな!金の塊のままでいたほうが、どんなに良かったか
    なんて、思ってしまう私は、きっと欲深いのでしょう。

    おじいさんもおばあさんも、温かく謙虚な心を持っているように見えました。
    きっと、金の塊よりもずっと大切な気持ちを、二人はお互い受け取ったのでしょうね。

    投稿日:2012/01/08

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  • 深いなぁ〜。

     おじいさんは、おうさまの命を助けたご褒美に、金のかたまりをいただきました。このごほうびを持って家に帰る途中、いろんな人にどこからきたの?と聞かれて、金が馬に、馬が牛に・・・・。どんどん形を変えて、とうとう家についた時には最初に欲しがっていた、おばあさんの使う針になっていました。その針も、転んで家の前の草の中へ落としてしまいます。がっかりのおじいさん。けれど、おばあさんの深い愛情、おじいさんが無事に帰ってくれたことを、一番の喜びだと伝えるのです。

     金のかたまりが、針になった時はさすがに子どもも驚いていました。「金のまま待ち返ればよかったのに」と、しかし、きっとおばあさんの本当に大切なことはたった一つなんだということは、少し伝わったような気がしました。

     ブルガリアの昔話、奥がかなり深いです。大切なことは何かっていうのを、もう一度考え直す絵本ではないでしょうか。一度お子さんと一緒に、ご覧ください。

    投稿日:2010/12/14

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  • ブルガリアの昔話

    ブルガリアに興味を持っているのでこの絵本を選びました。いかにも温厚で性格のよさげな主人公のお爺さんの描き方が良いと思いました。お爺さんが大さまから貰ったものがどんどん形を変えていくのが見応えがありました。お爺さんと御婆さんがいかに信頼関係があって愛情があるのかを知る事が出来感動しました。

    投稿日:2010/09/30

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  • ブルガリアの昔話

    • 白ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    他の方々のレビューを読んで少し安心しました(笑)
    私もこの絵本を読み聞かせながら何度も思ったのは「えー?!どうして換えるの?」でした。
    そして、ラストで自分の情けない考えを反省したのですが・・・。

    王様を助けて、金の塊を褒美に貰うのですが、出会う人に言われるがまま、どんどんどんどん金銭的な価値の小さなものに交換して行きます。
    そして、最後には落としてしまうのですが、おばあさんは少しも責めたりしません。
    最後のおじいさんとおばあさんの思いやり溢れる会話にほっこりします。

    投稿日:2010/09/28

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  • おばあさんの懐の深さ

    「こどものとも」の昔話は買っているのですが、買いそびれてしまった昔話です。

    どことなく日本の「わらしべ長者」に似ているなあと思いましたが、どちらかというとその反対バージョンですね。

    感心したのは、おばあさんの懐の深さでした。

    私だったらこんなこと言えそうにもないなあと思って読んでいました。

    ブルガリアの昔話、初めて読みましたが奥が深い。また別の話も知りたくなりました。

    投稿日:2010/07/03

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  • 自分の心の汚さが見えた

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    昔話というものは、日本に限らず、どこの国でも、きっと人々の心に強いインパクトを与え続けてきたんでしょうね。このお話はブルガリアの昔話ということですが、たくさんの人に語り継がれてきたんだろうなあという感が強く残りました。
    運がむいてきたというのは、自分の思い通りにことが運ぶことをいうのだと、いつのまにか思っていた気がします。このお話は、その考えを根底から覆してくれました。おうさまのくれたごほうびって、いったい何?登場するおじいさんの従順で優しい人柄と、おじいさんを心から想っているおばあさんの優しさをいっぱい受けて、ごほうびの意味をじっくり考えかみしめる一冊となっています。
    子どもだけではなく、大人も一緒に読んで、心の洗濯を!

    投稿日:2010/06/11

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  • ごほうびが・・・

    びんぼうなおじいさんとおばあさんが
    仲良くくらしていたある日・・・

    日本の昔話でもありそうな内容ですが
    おじいさんがどんどん品物を交換していくのを
    子供たちは見ながら、「え〜っ!換えたら損だよね」
    と言って聞いていました。

    私も私がこの絵本に出てくるおばあさんならおじいさんを
    なんで交換したの?って怒ってしまいそうだわ。
    と思いながら読みました。

    でも仲良しで一緒に暮らすのが一番幸せなのかも・・・
    と思わせてくれる外国の昔話です。

    投稿日:2010/04/10

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  • 素朴で大らかな昔話

     八百板さん再話によるブルガリアの昔話を以前にも読んだことがあるのですが、どちらものどかで素朴な暮らしぶりが伝わってくるような大らかなお話でした。(同じ作者の「きんのねこ」も・・・こちらは、ベラルーシの昔話ですが・・・、娘のお気に入りの1冊です。)
     
     よくある昔話のパターンとしては、慎ましやかで善良な老夫婦が、「それ以来食べ物やお金にも困ることなく、いつまでもしあわせに暮らしました。めでたし、めでたし」・・・で終わることが多いと思うのですが、このお話のエンディングは、とてもいい意味で、期待を裏切ってくれるものでした。本当にこんなハッピーエンドもあるんですね! 久しぶりに心がじわ〜っと温まるような、すてきなお話に出会えました。

    投稿日:2010/02/16

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