図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。
私が子供の頃、夢中で読んだ寺村輝夫さんの王さまシリーズの中の1話です。
遊ぶのが大好きな王さまに、大臣がシャボン玉を持ってきました。
きれいなシャボン玉をつぶしてしまってはつまらない、
つぶれないシャボン玉を糸でつないでくびかざりにしよう!と思い付いた王さま。
そこで王さまはつぶれないシャボン玉の研究を博士に命じます。
そんな中、シャボン玉の中から不思議な子供が現われて・・・。
私自身が子供の頃に思ったように、
娘たちもしゃぼんだまのくびかざりなんてあったら素敵!と思ったようです。
めずらしく一生懸命まじめにはたらく王さまに9歳の長女が感心していました。
この本は、大人が黙読するとあっという間に読めてしまう作品ですが、
声に出して読むと結構時間がかかり、
4歳の次女は最後の方には少し飽きてしまったようでした。
9歳の長女には一人読みするのにも丁度良かったようです。
読み聞かせには、幼稚園の年長さんくらいからが良いのではないでしょうか。
私も小学校三年生くらいから王さまシリーズに夢中になりましたが、
我が家の長女も王さまシリーズの面白さに目覚めてきたようです。
和歌山静子さんの絵もなつかしく、娘以上に母が嬉しくなった一冊でした。