立ち読み企画で読ませていただきました。
たしろちさとさんの描く動物の絵が大好きなのですが、この本では、心ゆくまで堪能できた!という感じです。
主人公はカメレオン。
背景と同じ色に自由自在に体の色が変わるというこの生き物。
それを、こういう視点で描くとは・・・!
他の動物達の気まぐれで人気ものになったカメレオン。
でもそれは、やっぱり付け焼刃というか、まさに気まぐれに過ぎなかったわけで。
他の生き物の体の色が変わらないのも、カメレオンの体の色が変わるのも、それが自然なんだってことですよね。
主人公のカメレオンくんも、きっとそのことがよくわかったことでしょうね☆
月夜の中を動物達が歩くシーンで、絵だけのページがあるのですが。
本当に素敵な色づかいで、このページを開いて飾っておきたいくらいです。
ぜひ手に入れてもっておきたい絵本です。