「わたしやってあげる」 ママの声

下の子が、にしまきさんの絵本によく惹かれるので、図書館で見つけて借りてきました。
子供の成長時には必ずといっていいほど訪れる「やってあげたい」症候群（？）。
その時期（幼稚園児ぐらいのお年頃）の子供の気持ちを上手く表現してくれている作品です。
何でもかんでも「お母さんみたいに」出来ると思っているのに、やることなすこと失敗続き…。
でも、全然めげない主人公の女の子が、いい味出てます。
お母さん、後片付け頑張って！って、感じです。

子供って、お母さんみたいにいろんな家事をこなしてみたい。年齢が低い程やりたがり、年齢が低い程部屋中がめちゃめちゃになる。
この絵本では、子供のそんな気持ちを上手にとらえて、表現してくれています。
エプロンをするとお母さんになれた気になる。（気持ちは分かります）
お料理も手伝いたがりますよねぇ。それで、やっぱり部屋はめちゃくちゃ。
この絵本の子の場合、ホットケーキに挑戦して、結局出来ず次舞で、かえってきたお母さんは掃除が大変だろうな。
お母さんの苦労が目にい浮かびます。