「ねことしっぽ」 ママの声

猫を飼っている方なら、毎日こんな光景を

みることができるんではないでしょうか。

リアルな目の動きや、しっぽのかたちに驚きました。

子どもの絵本らしく、かわいい猫とは違って、

とっても本物の猫みたいにみえる絵でした。

ねこのしっぽってそんなにじっと見たことがない、

というか、しっぽだけをじっとみることなんて

まずなかったなと思いますが、

この絵本をよんだら、少し気になり、

野良猫に出くわすのが楽しみになりました。

写実的に描かれた表紙の主人公の毛並みが素敵だったのでこの絵本を選びました。主人公のしっぽにスポットライトが当てられている所が良かったです。しっぽがいつも外へ出たい思いがあって外へ向いている所が愛らしかったです。色々活躍する尻尾は素晴らしいなと思いました。これから猫を見かけた時は尻尾をじっくり観察したくなると思いました。

まさにタイトルどおり「ねことしっぽ」。
主人公が二人いるように「ねこ」と「しっぽ」に視点をおいて、
それぞれの動きを追った珍しい絵本です。
確かに私達も「ねこのしっぽはねことは別物？」なんて思うこともあるくらい
しっぽの動きは独特でおもしろいものですが、
それを絵本で描いたところになるほど〜と思ってしまいました。
はじめて出会ったような面白さを感じさせてくれる絵本でオススメです。

土の中のモグラとの攻防戦が分かり易い断面図のような描き方で、迫力ありました。
人にはしっぽがないので全く分からない、味わってみたい感覚だなあと、再認識しました。
洋書かと勘違いしたくらい、洗練されたすばらしい絵本です。
猫好きの大人の方にもお勧めします。

ねこがぐっすりねていてもしっぽは先に起きている。ねこがおなかがすいて食べ物を探していてもしっぽは外で遊びたい。猫が土の山を見つけて掘りはじめたよ。ねこはずんずん土を掘りしっぽはびくんと驚いた。土が盛り上がっていたよ。あ、もぐらだ。しっぽともぐらはこんにちは。でもねこはまだ土を掘っている。もぐらがしっぽにさわったよ。ねこはびくんと振り向いた。でももうもぐらは隠れちゃったよ。この絵本は猫の意志とはちがったしっぽの動きをおもしろくお話しにした絵本だと思いました。絵もかわいいです。我が家の近所をうろうろしてる野良猫にそっくり。今度ねこのしっぽをじっくり観察してみましょう。