9歳の息子と読みました。
マジメなお話のはずですが、要所要所で笑わせようとしているのか、
つっこみどころ満載で面白いー!
貧乏だけどとっても仲の良いご夫婦のはずが、
旦那さんがうっかり口にしてしまった
「ソーセージを鍋いっぱい」の願い事がかなえられたとたん、
「アンタっバカじゃないのっ?!」
と突然キレ出すおかみさんに、
そのキレたおかみさんが口走った一言で、
こんどはソーセージが旦那さんの鼻にくっついたり!
初盤も、なんだか悪そうだけど可愛らしい子悪魔の姿や、
「感謝感激あめあられ」なんてお礼しちゃう旦那さん。
コメディか?!と思ってしまうくらい、笑える!
でも最後はとりえあず仲のいい夫婦にもどって、
有り難くソーセージを美味しく食べた二人。
ほっとしたと同時に、我が身を反省しました。
私だったら旦那がソーセージと口走ったこと、
そんなに簡単に赦せないかもしれない(笑)。