松谷みよ子は前々から大好きなんですが、もうこれも最高です!!
読み聞かせている親の側も、忘れかけていた子どものメルヘンの世界を思い出さずにはいられません。
こどもは本来どんな言葉のリズムが好きなのか、どんなことを面白いと感じるのかを、読み聞かせながら思い出させられます。
そう感じるのは、これまでで松谷みよ子さんの作品だけです!
本当にすごいです。
3歳の娘は、「パンツのうた」が大好きで、何度も何度も読んでくれとせがみます。
歌だけ歌えばいいのかと思うと、「いや!さいしょからよんで!」と、全部読むことを強要してきます…。
一篇はそれぞれ、それなりの長さがあるので、読む親は大変ですが、子どもは懲りずに、静かに、楽しそうに微笑みながら聞いています。
子どもの心をわしづかみにする、素敵な一冊です。