スズキコージさんの絵本なので、何も考えず手に取りました。
つえをついたお婆さんが、出かける先々で増え、どこかに向かって行きます。
3年に一度のつえつきばあさん祭りで、「つえつきおどり」を踊るのです。
大勢のつえつきばあさん。踊りの後は、また同じ道を戻り最後は一人に
なります。
このお婆さんたち、お祭りの衣装で決まっているのか赤いスカーフを顔に巻き
長いスカート、エプロンにブーツと、お揃いの格好で杖をついています。
でも色々な色で賑やかなこと。かわいらしいこと。
ヨーロッパのどこかで本当にありそうなお祭りです。3年に一度というのも
奥ゆかしくて良いです。
恐いものブームの息子は「まじょだ!」と言っておりましたが…。
でも次々に増えて行くのが面白いみたいで、ギイと入る家の中の事を一人で
あれこれ想像しては楽しんでいました。