4歳の息子が気に入って繰り返し読みました。
ハリネズミのカリカリさんは帽子屋さん。
ある日、お月さまがやってきて、帽子を作ってほしいというのですが、
お月さまはどんどん太っていき、
せっかく作った帽子のサイズが合いません。
満ち欠けするお月さまにあう帽子はどうしたらいいのでしょう。
カリカリさんはレースのふりふりのついたかわいらしい洋服を好む
年配の「おばさま」という風貌。
ちょっと文句言いのようで、
「んもう。なんなのよ」とか「んまあ〜」とかのセリフが
挿絵にふきだしのようについています。
このセリフを息子が気に入って、読むたびに大笑い。
しばらくは、「んまあ」とか「んもう」とか、
カリカリさんのマネをしていました。
人の話し言葉一つで、
その人となりがわかるっておもしろいことです。
カリカリさんは、4歳の息子が人生で初めてであったおばさま言葉を話す人です。