きつねはここでも意地悪です。
うさぎの家を「汚いぼろや」といいながら、奪い、住み着いて…。
追い出されたうさぎに、事情を聞いて助けてやろうとした森の仲間たちが、みなしっぽをまいてにげるほどの、きつねの怒鳴り返す凄い剣幕。
「…ひきちぎってやる。…かぜにとびちるさ。」の言葉には迫力ありすぎです。
5歳の息子は、ちょっと涙目でした。
“迫力には迫力で”でしょうか。
おんどりくんカッコイイです。
服装もカッコイイ。
歌も勇ましい。
元気がもりもりわいてきます。
きつねが逃げるページに、息子は拍手をしていました。
ロシアの昔話を楽しんだ1冊です。
そういえば、私が小学生だったとき、学校ではうさぎと鶏を飼っていましたね。
私は、うさぎ係でした。