息子は1歳ですが、毎晩のように「じいちゃん、じいちゃん」といってこの絵本をせがみます。
内容はぼんさいが大好きなおじいさんが、飼ってきた動物や家の周りに住んでいる生き物すべてに見送られながら、この世ではないどこかへ旅立つ物語です。
大人が読んでも素直に感動できます。
最初、1歳の息子には文章が多いかな、と思い、かなり飛ばし読みをしてきましたが、1歳8ヶ月になって、本文をきちんと読んでも集中して聞いていられるようになりました。
じいさまが弁天さまに「おはようございます」というと、息子もペコリと頭を下げます。
たくさんの生き物がでてきてじいさまにさよならを言うページが大好きで、ひとつひとつの生き物を指で指しては「ぼんぼ(とんぼ)」「ちょうちょ」「でんでん(むし)」などと言葉もたくさん増えてきました。
いまはじいさまがどこへ行ってしまったのか、息子は理解していないでしょうが、いつの日か読み返して、心温まる生命の終わりにじ〜んと感動してくれると思います。