たんぼには、青々とした苗が育ち、
そのわきには、アザミが綺麗に咲いています。
そのアザミに、恋をしたイタチがいました。
ある時、なぜか、雨が降らなくなりました。
苗の先が黄色くなり、オタマジャクシやドジョウは、
白い腹を見せてひっくりかえっています。
とうとう、イタチの好きなアザミも、
がっくりと首をたれて、枯れてしまいそう・・・
みずがみさまに、必死にお祈りする姿や
雨乞いの踊りを、一生懸命に踊る姿に、
ちょっと感動しました。
好きなアザミのために、そこまでできるなんて、
すごいな〜。
でも、よくよく読んでみると・・・
さて、みずがみさまを怒らせたのは誰でしょうか。
そのオチに、あれれ?そうだったの?
クスッと笑わせてくれました。
でも、村のこどもは、川にしょんべんしないって本当?
そうなんだ〜と思いました。
6月の季節絵本として紹介されていました。
もう少し早く読みたかったです。
それでも、充分楽しめました。
近くのたんぼには、苗が育っているし、
近くの道端には、アザミも咲いています。
主人が大好きなので、散歩の時には、
このイタチのように、眺めています。
最近のみずがみさまは、ちょっと変ですよね。
ある地域では、集中豪雨で大変な被害をもたらしています。
心が痛みます。
なくなられた方々にはお悔やみ申し上げます。
そして、被害に遭われた方々、少しでも、心身ともに痛みが和らぎますことをお祈りします。