親子でハッチンスの『ロージーのおさんぽ』や『ティッチ』が大好きです。こちらは初めて読みましたが、挿絵もストーリーも賑やかで楽しく、またお気に入りが増えました。
小学校2年生の娘は、多少かけ算や割り算の概念が分るので、一人で読んで「おもしろかったー」と目を輝かせています。5歳の娘は、まだ計算はできませんが、くいしんぼうの性格からかクッキーが食べられるか心配でしかたがない様子。ハラハラしながらドアに目をやっていました。でも最後にハッピーなオチがあってホッ。「もう一回読んで!」と笑顔でリクエストしてきました。
火にかけられたやかんや鍋の様子や、どんどん増えていく床の靴跡など、思わずにやっとしてしまう遊び心が満載で、大人も楽しめます。
何度も繰り返し読みたくなる絵本です。