出版社の部分を見て、まず「へぇ〜」と、思いました。玉川大学の出版部!?しかも、ページを開くと大学の難しい資料とかに使うようなものではんく、4,5歳児の子どもでもわかるような実に一般的な絵本です。
この作品は「自然スケッチ絵本館」というシリーズの一冊でした。
イラストはジョン・シルという方です。
1種類の鳥と、簡潔にまとめられた説明文が1行で、1ページ丸々使っています。鳥たちはとても写実的に描かれていて、風景やその動きから、彼らの習性も見えてくる気がしました。
「くちばし」や「大きさ」などを説明してくれるページでは、何種類かの鳥たちが一度に紹介されていましたが、留まり方や食べ方などが、その1コマで理解できるような描き方だったので、とてもよくわかりました。
この絵本は鳥のことがとても好きな方が、愛情を持って、作られてるんだな。と、感じました。