「これだからねこはだいっきらい」 ママの声

むかしむかし、あるとおい　とおいせかいで
いぬとねこは　いっしょにくらしていました。
みんな　とってもなかよしで、
それは　ゆめのようなせかい。

こんな出だしで始まるこのお話。
楽しい世界に浸っていたところ、ほんの些細なことで大変なことになってしまいます。その原因を作ったのは、ねこさんでした。ことの発端はねこの気まぐれから…そういうことかと思いながらも、その後どうなったかとおそるおそる読むことになってしまいました。
絵が、とっても愉快です。犬や猫の個性あふれる表現が面白く、ページをめくるたびに笑いがこぼれてしまいました。

５歳の長女が図書館で借りてきました。３歳の次女も一緒に３人で読みましたが、長めの文章でしたがちゃんと聞いていました。

犬と猫が仲良く暮らしていたのが、ある日猫が猫たちだけで食事をしたことから、犬たちと猫たちの対立に。それが犬と猫が仲悪くなった理由として描かれています。でも、その過程がとても面白いんです。ぜひ読んでみてください。

何故、犬と猫が仲がよくないかという由来を物語る絵本です。　　　　やはり意地汚いと良くないですね。わからなければ大丈夫なんて甘いですね。というのを愉快に語ってくれています。
犬がちょっとかわいそうな感じもしますが。
犬大好きの６歳の娘は、この絵本面白くない。。。とご立腹でした。

絵がカラフルでいかにも海外の絵本という感じがします。

妖精のもと、仲良く暮らしていた犬と猫。でもある日、猫が魚パーティを開きたくて、犬に内緒で開いたらバレてしまい、ケンカになります。怒った海の妖精に世界各地に飛ばされた猫や犬たちはもとの生活を懐かしみます。

ストーリーは意外にスケールが大きいですが、カラフルで、タッチも可愛く、子供に喜ばれました。とにかく仲良くすごすのが最後は一番幸せ、という教訓も含まれていて、教育上も良さそうです。

むかしむかし猫と犬は仲良く暮らしていた。飼い主は海の妖精一人だけ。でもある日、猫は犬にも海の妖精にも内緒で猫だけのパーティーを計画。だって、魚だけたらふく食べたいから･･･。その計画のおかげで海は大変なことになり、猫はサバンナに追放されライオンになった。
犬と猫が「犬猿の仲」という常識を面白おかしく利用した現代に作られた昔話です。