某美術館で、原画を見たことがあります。
色もつけられていない、とてもシンプルな絵なのですが、それはそれはかわいらしくて、これだけしか飾られていなくても満足したかも、と思うほどでした。
皆さんも、こどもを描いたら天下一品!という絵描きさんは何人か挙げられると思いますが、いせひでこさんの描くこどもたちの、なんと愛らしいことか!
この本は、それぞれの木の特徴を捉えつつ、種を赤ちゃんに見立てて描いているのですが、「実際はどんな木なんだろう、本物を見てみようか、図鑑で調べてみようか」と植物に関しても好奇心をかき立てられました。
ぷっくりした赤ちゃんのほっぺたやおしりが本当に愛くるしい・・・
子育てを卒業したお母さんたちにもお勧めしたいです。