「まじめなフレッドおじさん」 ママの声

おもしろい絵本でした。

全く笑わないおじさんのお話です。

いつも同じかおをしています。

農場のみんなも笑いません。

笑ってはダメとは言われていないんですけどね。

表紙をみるとみんな同じ顔。

動物にまゆげまでついています。

笑わないけど笑えるお話です。

５年生の読み聞かせに使いました。
クラスでは笑い声など聞こえなく、反応が気になるところでしたが、帰ってきた娘に聞いてみるとおもしろかったとのことでした。

おじさんはまじめですが、まわりとは関係なく、笑うときには笑う人でした。
フラッドおじさんや動物たちの表情が魅力的です。

じわじわと心に残るいい絵本だと思いました。

くそまじめすぎて笑わない農場主のフレッドおじさん。動物たちはつまらなくて、おじさんを笑わせようと、いろんな試みをします。でもおじさんは笑いません。もう諦めて、農場を逃げ出した動物たち。お話もユニークだけど、絵がピッタリで笑えます。

5年生の読み聞かせで、少し真面目なお話を1冊読んだあと、何か面白い絵本を読みたいと思いました。
5年生が面白いと感じてくれるか、自信がありませんでしたが、中学生の娘はこのお話を推してくれました。
読み始めると「（動物の）顔が…」とまずは絵に反応してくれました。
読み終わる頃には「フフフ」と笑っている子や、ニヤニヤしている子もいたので、概ね成功かなという手応えです。
6〜7分

まじめだけど笑顔がないフレッドおじさん。
動物たちは唯一その点を不満に思います。
たしかに生活に笑いが無いというのは…。
動物たちがおじさんを笑わせようと様々な行動をとります。私なんかはあっさりと笑ってしまいそうです。特に動物たちのダンスはすごく面白いと思うのですが。
やはり笑顔って大切だと私も思いました。

タイトルとおじさんのなんともいえない表情にひかれて手に取りました
フレッドおじさんが笑わないので、飼われている動物たちがあれやこれやと笑わそうとするのですが、うまくいかないのが、最後にボソッとつぶやくところが最高です。

まじめで、めったに笑わないフレッドおじさん。

トウモロコシ相手に、ふざけられるか？
トマトを見て、笑えるか？

まぁ、それはそうだけどさ。

おじさんがマジメだから、農場の動物達も大真面目。
無表情というか、なんというか。

でも、たまには笑ってもいいんじゃない？って動物達が
「おじさんを笑わせて、楽しい農場にしよう！」と計画します。

いや〜子供はウケてるけど、おじさんは笑わない。
あまりにも笑わないおじさんに、動物達はがっかりしてしまいます。

ニコニコ笑う人もいるけど、感情をあまり出さない人もいる。
言わなくてもわかるだろ？じゃなくて、言って欲しいよね。

おじさんのあの一言。とってもナイスでしたよ〜♪

こどもに読むのに、読み手が、笑わずに読むのに、苦労します。
１度目は、さらっと。２度目は、クスッ。３度目以降は、なんで、なんでと、言いながら、大笑いしました。

題名にダマされました。ウソだと思うなら、一度手にとって見てください。

まじめなフレッドおじさんは牧場をしている。
おじさんがまじめだから、そこの動物もみんなまじめ。
まじめは悪いことじゃないけど、いつもまじめはとても疲れる。
しかも、まじめでいることを相手にも求めたら・・・
そう、相手は逃げる。
幸い、うちの子供はいたって普通なので、ほとんどふざけてばかり。
つまんないことでいつも笑ってる。
それをきいた私がつられて笑ってしまうほどだ。
いつもは、「うるさ〜い！」とか「何がそんなにおかしいの！？」と言ってしまうが、この本を読んでこんな子供で良かった、と思ってしまいました（笑）
子供もそう思ったかもね。

「まじめ」なおじさんのお話ですが、ユーモアいっぱいで、とても面白かったです。表紙のおじさんと動物たちの表情から笑えます。めったに笑おうとしないおじさんを何とか笑わそうとする、動物たちの作戦も込み上げて来るようなおかしさがいっぱい。どうしておじさんは笑わないのか、とっても不思議です。
でも、このおじさん、ただまじめなだけではありません。
愛すべきおじさんと動物たちの平和なお話。なんだか読んでて心が和む一冊でした。