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ガリバーの冒険」 ママの声

ガリバーの冒険 作:ジョナサン・スウィフト
絵:安野 光雅
訳:井上 ひさし
出版社:文藝春秋
税込価格:\1,375
発行日:2012年04月
ISBN:9784163813400
評価スコア 4.36
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  • 小人の国で

     おなじみのガリバーのお話です。小人の国でのエピソードが描かれています。ていねいに落ち着いた色あいでかかれていますが、ガリバーも小人も、みんないきいきしています。

     きれいな文章は、読んでいてリラックスできます。ガリバーはいろいろな国に行ったので、他の国のお話も、もう少し読めたらと思いました。

    投稿日:2012/06/05

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  • 品がよく秀逸

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子10歳、男の子7歳、

    井上ひさし文 安野光雅絵のガリバーだという帯に惹かれ
    興味を持って読みました。

    安野さんの絵は言うまでもなく素晴らしいです。若い時の原稿をもとに
    手直しして書き直したらしく、最近のものとは少し違うような気もしました。
    井上ひさしさんの文は、短い中にリズム感があります。
    ガリバーに語りかけられてるような気持ちになりました。
    この二人のコラボのガリバーは、とても上質で秀逸でした。

    子供が好きかどうかというと、もっと華やかな絵のほうがいいのかもしれませんが
    今風の漫画調の絵で読ませるよりも、私はこういう本で名作に触れてほしいと思いました。

    最後のページに、安野さんが遊び心いっぱいに
    井上ひさしさんの似顔絵を忍ばせています。おちゃめだなーと思いました。

    投稿日:2012/04/22

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    1
  • いいですね!!

    有名なお話「ガリバーの冒険」ですが。
    長く読みたい、子供も大人も楽しみたいなら。安野光雅さんのイラストのこちらの「ガリバーの冒険」は、大変おすすめに思いました!
    イラストが素晴らしく素敵です。
    安野光雅さんのイラスト大好きです!!

    投稿日:2021/01/09

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  • 落ち着いた美しさを感じる本

    ガリバーの冒険の中で、最も有名な小人の国へ行った時のお話が描かれています。
    絵が落ち着いていて、とても綺麗でした。

    他の国への冒険の話は、絵本では見たことがないので、そういう続き物であると、もっと面白いのになぁと思います。

    投稿日:2020/02/26

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  • 子供に見せられる冒険です

    冒険話の絵本を娘に与えたくて購入しました。
    娘はまだ最後まで聞いてくれたことがありませんが、いつかのために、大切に本棚に寝かせています。

    風刺、皮肉が効いたお話のはずですが、井上ひさしさんの翻訳も場面選びもすばらしく、全く嫌なところがありません。これなら、子供にも自信をもって与えられます。

    戦争も、いきなり始まり速攻で終わり、ただのガリバーの武勇伝になっています。そこから考えさせられることはないでしょうが、そういうことは、もっと大人になってから教えたいので、ありがたいです。

    安野光雅さんの絵もとてもステキで、井上ひさしさんの文にぴったり。見開きの絵と、下のほうの左右に少し短めの文という構成です。

    大人が読んでもとっても楽しい冒険劇です。

    投稿日:2018/08/27

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  • 『ガリバー旅行記』の第一篇 リリパット国渡航を井上ひさしさんの文と安野光雅先生の絵の「ガリバー」(1969年)で出版していたそうです。
    近年、この本を見つけた安野先生が絵に修正を加えこのような形になったそうです。

    小学生の頃、文学全集の中で出会ったガリバーに、久々に会えました。
    井上先生の文は、歯切れも良くリズミカル。トントンと読み進めます。
    そして、安野先生の絵の上品さが、本当にマッチしています。

    最後のガリバーは、もう井上先生そのものっていう似せ方でした。
    安野先生の井上先生への追悼の想いも込められた作品なのだと思います。

    大人の方が、子どもの頃に読んだこの名作を懐かしみ、手に取っていただきたい作品です。

    投稿日:2015/08/30

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  • 小人の国の話だけですが

    ガリバーの話が好きなので期待して買いました。小人国の話のみなのはちょっと少なくて残念ですが、なかなか良くできているし、面白いと思います。シリーズで巨人の国やラピュタの話も書いて欲しいものです。絵は子供受けするものとはいいがたいかもしれません。

    投稿日:2013/10/28

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  • 安野光雅さんの絵が大好きで、安野さんの絵のガリバー旅行記なんて読んでみたい!と思ってとびつきました。

    読み始めて、あれ? なんだか調子が違うぞ?とすぐに感じました。ガリバーが回顧して冒険を語る構成になっているのですが、とてもべらんめえ調で、あれ?あれ?あれ?と言う感じで.... 無知な私は文章を書いた井上ひさしさんの名前を見ても何もひらめかなかったのですが、“ひょっこりひょうたん島の井上ひさしさん”と知って、妙に納得してしまいました。

    この2人のコラボ自体がなんとなくびっくりなのですが、元々は1969年に発刊された本のリバイバル版で、当の安野さん自身がすっかりこの本の存在すら忘れていたそうです。そして、絵を全て書き直したものがこの本だそうです。

    ガリバーが小人の王国からみたら、食べすぎちゃったり、洋服を作るのにもすっからかんになってしまうから、小人の国からお引取り願うなんて、今までたくさんのガリバー旅行記を読みましたが、はじめてです! とても斬新な旅行記で、安野さんの絵と名前がガリバーでなければ、日本の小噺、昔話かと思っちゃうほどでした。一見の価値ありますよ〜!

    投稿日:2012/10/03

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