すごいバカうけです。
おもち食べた〜い!たべる度に、思い出しそうな本です。
言葉、おもちの気持ちの言葉遣いが、おもしろい。
「あたまを たたかれて おりました。」
「プッチンと ちぎらされたり、さんざんです。」
「もう たいへんなんです。」
おりました。さんざんです。たいへんなんです。
語尾が、すごく印象に残りました。
おもちをついて、こもちになる兄弟の気持ち。
鏡餅の気持ち。
食べられるのが不安になり、飾られているおもちが、逃げ出しちゃいます。鏡餅がのびるんです。多分、出来立てでしょう。走ります。
走りすぎて、お腹がすき、自分の足を食べちゃう。
おいしい おいしいと。
食べているうちに硬くなってきて、足を食べてるから、円になっちゃう。お話です。
本当に面白いです。もちも、たたかれたら痛いだろうな。
でもたたいた方が柔らかくなるよなぁ。
すごい素敵な発想で、楽しかったですよ。