「おやすみやさい」 ママの声

野菜たちが「おやすみやさい」と言って眠りについていきます。

「寝たくない」と言っているブロッコリーたちのところには、このような場面では定番の「あれ」がやってきました。
息子はその場面が一番気に入ったそうです。

寝かしつけに読むのに、ちょうど良い絵本だったと思います。

野菜たちが順番に、おやすみやさーいと眠っていく様子がかわいい絵本。
特にとうもろこしのつぶつぶちゃんたちがズラリと並んでトイレをしている姿は何だか滑稽で、クスッと笑ってしまいます。
お野菜たちみたいに、おやすみやさーい。で、すんなりねんねが理想ですね。

「おやすみなさい」というタイトルかと思ったのですが、よく見たら「おやすみ「や」さい」でした。
読んでいて、以前、「ごめんやさい」を読んだことがあることを思い出しました。
同じシリーズなんですね。
やさいたちの寝姿がとてもユニークに描かれています。
さやに入ったり、キレイに並び直ったり。
特にブロッコリーの子供たちが、お母さんの大きな房部分に埋まっているところが、可愛くて笑ってしまいました。

お野菜たちに目等が描かれてまるで人間のようです。
そんなかわいいお野菜たちが「おやすみやさい」のあいさつと共にねんねしていきます。
みんな素直に寝るなーと思っていたらやはりみんながみんな素直に寝るばかりではないですね。
うちのこどもたちも寝かしつけに苦労しています。
この絵本でやさしい気持ちになれました。

もともと野菜の本が大好きな息子。
シリーズ全部に食いつきがいいですが、親にとっても寝かしつけには一番よかったです。
寝る前にトイレに行く、いつまでも寝ないとおばけが出る・・・。
なかなか口で言うよりも絵本の方が印象に残るようです（笑）
何よりみんな仲良く気持ちよさそうにねんねしているのが、あったかい布団で自分もねんねしたいという気持ちをそそるようです。


息子は何気に背表紙のイラストがお気に入り。
自分とお母さんと一緒に仲良く月のベットで寝てみたい・・・と夢見ながら一緒にお布団でねんねします。

小さい子向けおはなし会用にセレクト。
ネーミングに笑ってしまいました。
野菜たちのねんねストーリーです。
ほうれんそう、にんじん、そらまめ、とうもろこし、ブロッコリー。
実はみんな親子で寝ているのですね。
これは素敵です。
テレビを見ていて寝ない子は、のくだりは、定番でしょうか。
おどかしでなく、何かやんわりした展開だと良かったのですが、難しいですよね。
ともあれ、一風変わったおやすみストーリー、野菜たちと楽しんでほしいですね。

この絵本は野菜にかけて「おやすみやさい」と言うのですが、私は思い込みで途中まで普通に「おやすみなさい」って読んでしまっていました。子供に指摘されて「そういう本か〜！」とこの絵本のかわいさにと途中で気づきました。このフレーズかわいいです！

野菜たちが「おやすみやさーい」。
なんてことないですが、癒されます。可愛いです♪
個人的には、「おやすみやさーい」の響きが好きです。
『すっぽんぽーん』とともに、今娘のお気に入りです。
寝る前のトイレや、遅くまで起きてる子のところにはオバケがくるぞ〜というくだりもあり、寝かしつけにピッタリの絵本です。