自分が何気なく言った一言がいじめにつながってしまった。
そんなつもりじゃなかったのに
でもいじめは止まらない。
止めたいけど次は自分がいじめられるかもしれないから
何も言えない。
でも自分が勇気を出さなければと何とか事実を告白。
いじめは終わった?本当かな?
みんなに悪者だと名指しにされたパウルは
こまったようなあおいかおで去っていっただけ。
次の日からクラスでちゃんとやっていけたのかな?
中学の兄もそこにひっかかっていた。
小学生の弟は「僕も時々言いたい事言えない時あるよ」
(いじめとは関係ない事でしたが)と言っていました。
パウルの事まで考えさせるのが作者さんの意図なのかもしれないですが
何となくもやもやが残る印象でした。
家庭などゆっくり話し合える所で読んだ方がいいのかな?と思いました。