私の息子は東京生まれで、私(パパ)の実家は大阪です。
だからキャンプなどに行く以外、
普段の日々も夏休みの帰省でも息子は都会しか知りません。
そんな息子にとっては空想上の夏休みの日々がこの絵本にあります。
息子にとってはワイルドで情緒豊かな「田舎の夏休み」はうらやましいだろうと思いますが、
日本にはこういうところもまだたくさんあるのだということを
単に教えるよりも、絵本の主人公とともに疑似体験することでより理解できると思いました。
私は生まれは大阪ですが、父の転勤で小学生の6年間は
まさにこの絵本で描かれたような場所で過ごしました。
「パパは子どもころ、こんなところに住んでいたんだ」と教えました。
こんどの子どもの夏休みに、クルマで私の過ごした
思い出の場所に連れて行こうかなと思いました。
この絵本は、大人にとっても深く味わえるものを持っていると思います。
なんか、「日本の子どもの夏休み」という感じです!