かわっちゃうの?」 パパの声

かわっちゃうの? 作・絵:アンソニー・ブラウン
訳:さくま ゆみこ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年
ISBN:9784566008083
評価スコア 4.33
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  • アンソニー・ブラウンの世界を満喫できます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    Ehon Naviに出会う前に、息子達と親子ともどもはまっていたのが、アンソニー・ブラウンの作品です。
    全部読破したのですが、投稿していない作品ばかりなので、再度読むことにしました。
    この作品は1990年の発刊で、邦訳は2005年です。
    原題は、CHANGES。

    おとうさんは、あさ はやくから
    おかあさんを むかえに いった。
    でかける まえに、おとうさんが いってた。
    「これからは、いろんなことが かわるんだよ」

    この言葉が象徴するように、主人公のジョーゼフの身の回りのものが、それこそChangeしていきます。
    でも、ほんとうに変ったのは、最後のページに答えがあります。
    では、それまでのジョーゼフが見たものは何か?
    その答えが持つ変ることへの、ジョーゼフの不安を表現した深層心理ではないでしょうか?
    アンソニー・ブラウンは、彼なりの表現でそれを絵本にしたのだと思います。

    そのChangeは、子供が見れば、その発想の楽しさに惹きこまれること間違いありません。
    大人が見ても楽しめる絵ですが、それ以上に、子供の心理を考えるきっかけを与えてくれる絵本だと思います。

    サスペンスを彷彿させるストーリー展開、Changeする絵の楽しさ等、アンソニー・ブラウンらしい作品で、彼の世界を満喫できる作品で、万人にオススメです。

    投稿日:2011/03/23

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  • 子どもの不安? 不思議絵世界?

    この本は子どもが読むのと大人が読むのとでは意味合いが違ってくるように思います。
    自分の兄弟ができるジョーゼフの心の中は不安がいっぱい。
    お父さんから「これからはいろんなことがかわるんだよ」と言われたジョーゼフ。
    一人で留守番していると、ごく普通の家の中がどこか違って感じられる。
    深層心理描写でしょうか?
    でも、ジョーゼフにも気づかないでいるようなことについても、ブラウンは様々に変えて見せます。
    これは、大人へのメッセージのようにも思えます。

    子どもにはこの本の意味合いは感じられないかもしれませんが、謎解き絵本として楽しめる絵本にもなっています。
    いろんな動物が絵の中に出てきます。
    家具も人のように見えます。テレビの中だったり、洗濯バサミだったり、見直すとここもここもとブラウンのこだわりが見受けられます。

    読み聞かせというよりは、ひとりで読む本のようです

    投稿日:2010/02/02

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