一番下の子が1歳数ヶ月でまだろくに話もできない頃、私の顔をみつめて「がっぐぉ〜ん」と話したのです。一体何を言いたいのかわからなかったので無視しようかとも思ったのですが、話しかけてきたときの顔を思い出すと、無視するのは良くないなと思いました。最初に「が」がつくようなものがあったかななどと考えていたら、2週間ぐらい前に読んであげた「三びきのやぎのがらがらどん」を思い出し、この本を読んでもらいたいのかと話しかけると、子どもはにっこりするのでまた読んであげました。
一番大きながらがらどんがトロルをやっつけるとキャッキャッと笑い、もう一度読めとせがまれました。
こうしてしばらくの間は何度もこの本を読まされました。絵もストーリーも小さい子によくわかるものだと思います。