うちにもおばあさん(バアバア)がいます。この絵本に出てくるおばあさん(98歳)ほどではありませんが、体力のあり余る息子を相手にする時「バアバアはできない」と言うこともあると思います。この絵本のおばあさんは何をするにしても自分の歳を理由に「だって‥98歳だから‥」と否定をします。ところが99歳の誕生日のあることがきっかけで、自分は5歳だと言ってみました。すると、あら不思議、まるで5歳に戻る魔法を掛けられたように、何でもできる気がしてきて、そして見事にやってのけてしまいます。大げさすぎるかもしれませんが、気は持ちようと言いますもんね。息子もおばあさんのはしゃぎぶりを喜んで見ていました。うちの息子はいままさに5歳で「でもさぁ‥」という否定語をよく使い、なかなか積極的な行動にでません。このおばあさんのように何にでもチャレンジしようという気持ちが芽生えてくれると嬉しいですねえ。