我家で大人気のブルーカンガルーシリーズですが、この7作目で一先ず終了とのこと。
リリーとブルーカンガルーのやり取りが絶妙で、いつも楽しみにしていたのですが、寂しい限りです。
今回は、リリーとブルーカンガルーの誕生日会のお話です。
リリーとブルーカンガルーって誕生日が一緒だったんですね。
女の子が多く集まった誕生日会では、一面がピンク。
そこにブルーカンガルーの青は、一際映えます。
でも、逆にブルーカンガルーは自分だけ青であることに劣等感を抱くのです。
そんなブルーカンガルーの気持ちをリリーは汲み取るのです。
7作目にして、リリーは本当に成長しました。
やはり、作者がこの作品で終了したいとの意向は、リリーが成長したという現実からすると当然のことなのかも知れません。
絵本とともに成長する主人公を読み比べてみるのも、とても楽しいことだと思います。
是非、シリーズで読んで欲しい作品です。