「ふしぎだな?知らないこといっぱい」シリーズの1冊。
シリーズでは、「シロナガスクジラより大きいものっているの」が印象に残っています。
1998年のアメリカの作品で、原題は、What is the world made of?
世界は何で出来ているの?という問いを聞くと、原子とかそんな難解な話になるのかと思いきや、さにあらず。
物質は、固体、液体、気体の3つの種類があるということを、分りやすく説明する作品です。
冗長な感もありますが、概念を理解するには、これ位の文章量が必要なのかも知れません。
小学校中学年以上の理科において習う事項ですが、その時の副読本というよりも、興味関心を抱かせると言う点で、もっと早く接して欲しい作品です。
文章は長いですが、具体例をふんだんに使用しているので、年長あたりへの読み聞かせも可能だと思います。
物質ごとに子供と一緒に、確認しながら読み進めると良いでしょう。
特に、最後に「物質について もっと 調べてみよう」というコーナーもあり、実際にやってみることをオススメします。