森の奥にひとりで暮らしていたちょっぺいじいちゃんの家に、道に迷った雑誌社カメラマンのごいちが訪ねてきました。
家に泊め、食事や風呂をもてなしちょっぺいじいちゃんでしたが、そのお礼にとその事を記事にしたごいちの添えた写真が…。
いろんな人が訪れます。
家を掃除してくれたり、一年分の紅茶がプレゼントされたり、様々なプレゼント、しまいには自分のおじいちゃんのように思って遊びに来てくれたおんなのこ。
一枚の写真と記事から、ちょっぺいじいちゃんにいろんな出来事が起こりますが、人の優しさを感じさせてくれるお話しです。
人が無関心であったり、行動を起こさなかったら何事も起こらなかったでしょう。
ちょっぺいじいちゃんにとってどちらが良かったのかはよく判らないけれど、最初はお節介と迷惑がったちょっぺいさんも最後には「これもいいかな」と思ったようです。
この絵本が、子どもの心と人を思う上で何か考えるヒントになればよいと思います。