この前入手したばかりですが、
特集が「お姉さん、お兄さんになる絵本」でしたので、
この本を選びました。
かいじゅうのヘイゼルに弟が出来ました。
ビリーと名づけられました。
おとうさんもおかあさんもおじいちゃんもおばあちゃんも、
みんなビリーばかりにかまっていてヘイゼルには見向きもしません。
ビリーはとても「悪い子」で、鉄の棒をかじったり、
カーテンにぶら下がったり、うなったり。
そう、かいじゅうの世界では「悪い」子ほどいい子なんです。
ヘイゼルも「私だって出来るよ」とやって見せますが、
誰も見てくれません。
とうとうヘイゼルはビリーを・・・
自分だって小さい時はみんながちやほやしてくれたのに、
だれもそんな事覚えているはずありません。
弟が出来てうれしいはずなのに、
自分より人気が出てしまう弟にやきもちを焼いてしまう。
私は2人兄弟の下なので「弟が出来た」という経験がありません。
世のお兄ちゃんお姉ちゃん達はこんな気持ちを味わったのでしょうか。
下の子が出来ると「赤ちゃん返り」をすると聞きますが、
この本を事前に読んでおけばそんな事もなくなるかもしれませんね。